2012年12月18日
華麗なるリヒテンシュタイン ~華麗なる侯爵家の秘宝~

英国王室に次ぐ世界最大級のヨーロッパ美術の収集家といわれる
リヒテンシュタイン侯爵家の秘宝を観てまいりました。
ヨーロッパ、貴族…、それだけで憧れを抱きますよね~
地下鉄乃木坂駅から直結なので、電車を降りてワクワク♬
会場に足を踏み入れると…スケールが大きい!
天井の高い貴族の宮殿を模してあるのでしょうから当然でしょうが。
頭上には天井画、壁面にはタペストリー、見事な装飾の家具調度品の数々。
今回はオペラグラスを持参したので、天井画の人物の表情や
細かい装飾の飾り金具なども、よ~く観る事が出来ました。
見事な《貴石象嵌のチェスト》はまさに、奇跡の象嵌細工。
いろいろな貴石を薄く薄く剥がしてカットして模様に描く。
本当に、マイスターの根気と技術に圧倒されます。
象牙のジョッキも人物の表情までが細工されていました。
スケールの大きな作品の最後に飾られていたのが、
「マリー・フランツィスカ・リヒテンシュタイン侯女 2歳の肖像」
ふわふわの巻き髪に透きとおるような柔らかな肌。
ふっくらしたバラ色のほっぺにムチムチのおてて。
思わず頬ずりしたくなるような可愛らしさでした!
百聞は一見い如かず。行って良かった。

Posted by tamakazura at 10:57│Comments(0)
│美術館
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